“SAAウガンダ事務所に心から感謝しています”-ブラム・トゥウェヨ農家グループの話

ウガンダ
2020年1月8日

ブラム・トゥウェヨ農家グループは、SAAウガンダ事務所が農業・畜産・水産省(MAAIF)および国際農業開発基金(IFAD)と共同で2016年に立ち上げた「植物油開発プロジェクト(VODP)」の対象に選ばれました。このプロジェクトは、新技術や適正な農業技術の普及を通じて大豆油やヒマワリ油を中心とした植物油の生産量を増やすことで、農家の貧困を緩和することを目的としています。

ウガンダのカムリ地区に住む46歳の農家であるサラ・ムテシさんは、ブラム・トゥウェヨ農家グループのメンバーです。VODPに参加したサラさんと彼女の仲間は、生産過程やマーケティングなど、さまざまな分野の研修を受けました。さらに、施肥技術、種子の識別と植え付け、除草、防水シートでの乾燥から貯蔵システムに至る収穫後処理技術についても学びました。

SAAのトレーニングを受けた後の収穫量のレベルを振り返り、サラさんは話してくれました。「私は、2017年の最初のシーズンである3月から7月までの間に、1エーカー分の大豆を植えました。長い干ばつのため500kgしか収穫できませんでしたが、SAAの推奨する収穫後処理技術を実践したことで穀物の破損がなく、他の農家の大豆1kgあたり0.46ドルに対して、1kgあたり0.68ドルという高い価格で販売することができました。」

次のシーズンも干ばつに見舞われましたが、SAAの推奨する気候変動対応型技術と効果的な収穫後処理技術により、農家は天候不順による課題に取り組むことができるようになりました。「私はSAAが推奨した収穫や防水シートでの乾燥のような農業技術により、狭い土地からでも生産量を最大化できることに気づき、次のシーズンの8月から12月にかけて、0.5エーカー分の大豆を植えました。長い干ばつのため320キロしか収穫できませんでしたが、より質の高い農産物を生産でき、81.74ドルの収入を得て、定住用の家の建設を始めることができました。」

「SAAのおかげで、経済的な問題を克服し、より良い収入を得ることができ、家族と私が引っ越してきたときより良い家を建てることができました。家族は栄養価の高い健康的な食事ができ、私は市場がどのように機能しているかを理解し、良質な農産物を生産して市場に供給する必要性を認識しています。私の成長を支援してくれたSAAウガンダ事務所に心から感謝します。」

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