イスラム開発銀行・生活福祉開発基金(LLF) 視察団がKSADPプロジェクトを訪問

2024年7月20日~21日、ササカワ・アフリカ財団(SAA)は、カノ州農牧畜開発プロジェクト(KSADP)のドナー代表団を招き、プロジェクトの進捗評価を目的とした視察ツアーを実施しました。同代表団は、生活福祉基金(LLF)のアディル・シャリフ代表をはじめ、イスラム開発銀行、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、サルマン国王人道援助・救援センター、開発のためのイスラム連帯基金、アブダビ開発基金、カタール開発基金が参加しました。
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写真:プロジェクトの説明を行うSAAのゴッドウィン・アサー ナイジェリア事務所長とプロジェクト・コーディネーターのハミス・コファルマタ。
SAAのゴッドウィン・アサー ナイジェリア事務所長は、この度のドナー代表団の訪問を心より歓迎し、KSADPプロジェクトは、新技術、気候変動に対応した農業、収穫後ロスの削減、加工、マーケット、栄養に配慮した農業を導入し、カノ州小規模農家の生活向上に多大なインパクトをもたらしていると述べました。また、プロジェクト・コーディネーターのアブドゥルラシード・コファルマタが、KSADPのプロジェクト創設開始以来の成果を発表しました。
その後、アブドゥルハミド・ガンボ副所長が代表団を引き連れ、クラおよびガルン・マラム地方行政区(LGA)のプロジェクトサイトを視察。カフィ・コミュニティの中規模パーボイリングセンター、ガンドゥツェ・コミュニティのタマネギの通風貯蔵施設、クラLGAのコメ実証圃場などを訪問しました。訪問したサイトで代表団は、受益者グループと対談し、プロジェクトを通じて農家グループが商品化した加工品を贈呈されました。
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