マリ事務所

Sasakawa Africa Association- Mali
Hamedallaye ACI 2000, Rue 335, Porte non codifiée, près du monument Bougie Ba, BP E3541 Bamako, Mali
+223-4490-5075 / +223-6669-6843


活動の対象となる主要な作物

メイズ、ソルガム、ミレット、 米、 ササゲマメ、ピーナッツ、ゴマ

活動の背景

マリでの活動は、SAAの国別プログラムであるSasakawa Global 2000(以降、SG2000マリ)として、1996年6月に開始されました。同国農業省と交わした覚書に基づき、SG 2000は同省と密接な協力関係の下に、活動を行なっています。

事業開始から2010年まで、Dr. Marcel Galibaがカントリーディレクターを務めました。2010-2016年はDr. Abou Berthéが、2017年以降はDr. Sokona Dagnokoが同職を引き継いでいます。

1996-2004年、SG2000マリは主に作物の生産性と収量の向上に重点を置いていました。主な分野は、1)土壌品質の改善と回復、2) 生産テストプロット(PTP)による作物強化技術のデモンストレーション、3)村落貯蓄・貸付銀行(RSLB)の設立を通じた貯蓄スキームの開発、4) 国内外の研究機関および民間部門とのパートナーシップの開発でした。またSG2000マリでは、技術のデモンストレーションに必要な投入財(種子や肥料)を対象農家に無償提供しました。一村につき、12以上のデモンストレーション圃場が農家に設置されました。1996-1998年には5,000 m2だった圃場の大きさは、1999 -2004年には、2,500 m2に変更されました。一方RSLBsでは、生産者に対し、投入財の供給を保証しました。現在見かける投入財販売店は、これらのRSLBに代わったものなのです。

2005-2008年になると、農作物の生産性強化に関する技術及び知識が農家に定着し始め、活動地域の作物の収量が改善されました。そのため、今度は、生産者をマーケットに結びつけることで、収量増に伴う恩恵を見つけることが必要になりました。これが、「Nietak @ ne」の建設という、農家組織のための市場開拓の始まりでした。 Nietak @ neとは、SG2000マリ事務所が作り上げたモデルで、穀物貯蔵庫、乾燥用エリア、養鶏スペース、事務局やワークショップ用の施設などを備えた、農村の開発拠点とも言えるトレーニングセンターです。これらは、高蛋白メイズ(QPM)、ネリカ米、収穫後処理&農作物加工の3分野の地域プログラムの普及に利用され、研修、種子生産、農業生産、栄養改善、収穫後処理と農産加工、マーケティング、研究開発、パートナーシップ構築、ロビー活動、コミュニケーションなど様々な活動が行われました。なお、各生産圃場のサイズは、農家の経済力に応じて様々でしたが、投入財へのアクセスや、技術やデータの提供、生産量のモニタリング評価、マーケティングのための組織化などはSG2000マリが主導的な役割を果たしました。

2009-2011年は、第1次ストラテジック・プラン(SP)(2012-2016)の策定時期と重なります。これまでの活動が継続された他、大きな成果として、農業省と関係パートナーと共に実現させた、ナショナル・種子フェアーの企画開催が挙げられます。現在ではこのイベントは、農業省主導で毎年行われています。当初は国内一ヶ所だけでの開催でしたが、直近の2回(2016・2017年)は、セグー州、シカソ州、モプティ州の3ヶ所で開催されています。

2012-2016年は、第1次SPの運用時期と重なります。 同SPは、食糧安全保障に焦点を当てると同時に、主要な農業開発政策、すなわち農業オリエンテーション法(LOA)と農業開発政策(PDA 2013)の方向性と一致し、マリの零細農家を豊かな商業農家へと変容させることを描いています。実現には、バリューチェーン・アプローチを採用し、収穫後処理と商業センター(PH&TCs)の活用に重きを置きました。 PH&TCsはNietak @ne方針にも沿ったものです。その一環で、マリ事務所では、構成員に様々なサービスを提供できるような農家グループの組織化支援を行いました。サービスの具体例には、投入財の分配、作物の収穫後処理と保存、加工、販売が挙げられます。ここで期待されているのは、生産、収穫後処理、加工、マーケティングといった一連のプロセスと雇用の創出をコミュニティレベルで促進することです。第1次SPは、4州12区52町320村で成功裏に実施されました。

マリで実施したプロジェクト実績一覧
※ 日本財団助成事業を除く

マリにおける受賞歴一覧

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