日本財団 笹川会長がSAAエチオピアの活動を視察されました

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2022年9月20日
環境再生型農業を学ぶ農家たちと記念撮影
環境再生型農業を学ぶ農家たちと記念撮影

第8回アフリカ開発会議(TICAD8)が開催された8月末、日本財団笹川会長はチュニジアにて本会合に参加するとともにエチオピアを訪問し、SAAが活動する現場の成果を視察しました。SAAからはオニアンゴ会長、北中理事長、白戸理事も同行し、支援先の農家の声を聴きました。


農家グループ代表者の挨拶を聞くオニアンゴ会長、北中理事長、笹川会長

 

1日目:アンガチャ郡(南部諸民族州)

最初に訪れたケレキチョ村では環境再生型農業のデモンストレーションが行われている試験圃場を訪れ、小麦とそら豆の混作、品種の比較、最小耕起、マルチングを実践した栽培の様子を視察、ホスト農家や種子増産に取り組む農家グループと意見交換をされました。また、農民研修センターでは種芋保管施設を見学しました。次に訪問したシノ・フナモラ村では、SAAによる市場志向型農業の研修を受けた女性グループの活動について説明があり、グループによる月々の積立金で建設された製粉施設を見学しました。


試験圃場でエチオピア事務所長の説明を聞く笹川会長とオニアンゴ会長


種子増産用の小麦畑にて、笹川会長からの質問に答える農家たち


女性グループの活動について説明を聞く笹川会長と北中理事長

 

2日目:ネゲレ・アルシ郡(オロミア州)

 グバタ・アルジョ村では、2019年からホストを務める3人の農家の畑を視察しました。それぞれの畑でパーマガーデン、点滴灌漑施設、気化熱を利用した保冷庫などを視察し、これまでの活動による実績などの説明を聞きました。本視察の様子はエチオピア農業省のFacebook(アムハラ語)でもその内容が紹介されています。

最後の訪問先となった。トゥルゲ・ガロ村では小麦、テフ、インゲン豆などが栽培されている試験圃場や、外務省の支援により現在建設中の普及センター、研修室、ため池などを視察。周辺の地域はジャガイモの収穫時期を迎えており、フィールドで歓迎を受けた際にはDaboと呼ばれるエチオピアの伝統的な巨大なパンの他に、ジャガイモも一緒に振る舞われました。


SAA職員が通訳をして、支援に対する感謝を伝える農家


これまでの活動を紹介する農家グループのメンバー


エチオピアの伝統的なパン「Dibo」とジャガイモが振舞われた

 

今回の視察は2日間という短い日程でしたが、各訪問先で熱い歓迎を受けた笹川会長は、集まった若者や子どもたちに対して1984年に起きたエチオピアの大飢饉の以降、アフリカの飢餓撲滅のために活動してきたSAAの歴史について話をされました。笹川会長から直接SAAスタッフや普及員、農家に声を掛けられる場面が多くあり、その中でも「SAAの取り組みを皆が一緒になって村、地域を超えて全国に伝えていきましょう」という言葉が印象的でした。

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