破産から事業の成功へ

エチオピア
2020年5月29日
フリさんが多種作物用脱穀機の一つをエチオピアのオロミア州の小規模農業グループに紹介している様子
フリさんが多種作物用脱穀機の一つをエチオピアのオロミア州の小規模農業グループに紹介している様子

小規模農家で3児の父でもあるフリ・ヒルポさんは、以前から行っていた事業が破綻したため、兄の影響でサービス事業者に転身しました。フリさんは、10,000ブル(約340ドル)の初期投資で、SAAエチオピア事務所が推奨している多種作物用脱穀機を購入し、エチオピアのオロミア州シャシャマネ地域やその周辺コミュニティでビジネスに利用しています。

SAAエチオピア事務所は、農産物加工・収穫後処理事業の中で異なる農業機械を活用した研修を定期的に行っています。その研修に参加したフリさんは、多くのサービスプロバイダーが提供している従来の機械に比べ、SAAエチオピア事務所の推奨する多種作物用脱穀機が、テフ(エチオピア固有の雑穀)の脱穀時間を大幅に削減できるその機能性に感銘を受けたと言います。

フリさんは、SAAエチオピア事務所の支援によって自身の脱穀機を所有し、更には地元の事業者とも関係を構築することができました。フリさんは、まさに人生のターニングポイントとなったと話してくれました。「私の生活環境は劇的に変わりました。家を二軒、物置小屋を一軒建て、その上、子供たちには質の高い教育を受けさせることができるようになりました。現在は肥育事業にも従事しています。これらはすべてSAAエチオピア事務所による支援のおかげで、本当に感謝しています。」

フリさんの事業は脱穀機を購入してから軌道に乗り、ローンを返済することもでき、新しい脱穀機への投資、更にはメイズの脱粒事業にまで着手することができました。当初は小規模であった事業も大きく成長し、現在は、4台のメイズ脱粒機、6台の多種作物用脱穀機、1台のトラックのレンタル事業を行っています。脱穀機から年間60,000ブル(約2,000ドル)、メイズの脱粒機から50,000ブル(約1,600ドル)、更にトラックのレンタル事業から毎月25,000ブル(約840ドル)の収益を得ています。今後はトラクターを保有し、次の収穫シーズンに備えようとしているとのことです。

しかし、事業の成功とは裏腹に、エンジン稼働のコストの値上がり等、小規模農家が直面する課題に頭を抱えていると言います。「市場は先が読めない上に、機械の維持費は変動的です。私たちは政府に対し、これらの問題に取り組み、何らかの解決策を提示するよう要望します。」

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