ナイジェリアにてSHEP(市場志向型農業振興)のベースライン調査とトレーナー研修を実施

ナイジェリア
2021年2月9日
Gwagwaladaマーケットにおける市場調査の様子
Gwagwaladaマーケットにおける市場調査の様子

ササカワ・アフリカ財団(SAA)は、TICAD7の会期中の2019年8月28日、国際協力機構(JICA)と連携協力覚書(MoC)を締結しました。当該連携の一環として、JICAがナイジェリアにおいて実施中のSHEP(市場志向型農業振興)プロジェクトの活動の一部(ベースライン調査及びトレーナー研修)を、JICA専門家チーム(NTCインターナショナル株式会社&株式会社かいはつマネジメント・コンサルティング)と連携し実施しています。

【プロジェクト名】
JICA「ナイジェリアの生計向上のための市場志向型農業普及システム推進プロジェクト」

【プロジェクト概要】
ナイジェリアの風土に合わせてSHEPアプローチをカスタマイズし、同国の農業普及方法として確立させる。また、SHEPアプローチを20州で導入する。

【SAAの活動】
①ベースライン調査:ナイジェリア中央部のナサラワ州及び連邦首都地区(FCT)において、電子アンケートを用いたベースライン調査を実施。SAAはアンケートのフォーマットを作成し、対象州の農業開発プログラム部(ADP)に所属する普及員及び村の普及員と協働してインタビューを行った。

②SHEPトレーナー研修:ナイジェリア全域の18州において、各ADPから3名ずつ(計54名)の普及員に対してSHEPトレーナー育成研修を実施。SAAは研修のアレンジを担当し、既にSHEPトレーナー研修を受講済みの連邦農業農村開発省(FMARD)マスタートレーナーが講師として指導を行っている。

【SAAの活動期間】
2020年10月~2021年2月

JICAウェブページ

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