SAFE 修了生のビッキー・ニャカトゥーラ・バゲンダ さんは、2002 年にウガンダ のマケレレ大学で農業普及の学士号を取得した後、ムコノ県の自治体に勤務していました。数年後、ビジネスとして農業に取り組むことを決意し、地域の研修センターとしてモデル農場を立ち上げました。現在、同農場では、スイートペッパーを栽培する3つの温室、ティラピアやナマズを育てる 5つの養魚池、563 羽の地鶏、117羽のウサギを飼育する半放牧養鶏事業、トマト・キャベツ・パセリ・ケール・ほうれん草・アマランスなどの野菜、ペパーミント・ステビア・バジルなどの香辛料生産の 6事業に取り組んでいます。

バゲンダさんは、「自分では作りきれないほどの需要がある」と言います。 さらに、バゲンダさんは、中学校や大学の学生、若者の農家グループ、地元の農家を対象に、1 日 5 米ドル（2 時間）で指導を行っています。この 2 年間で、地区内の中学生 50 人、ルウェロ地区の青年農家グループ、教会の農家32 人を受け入れました（2 日間のコースで一人8米ドル）。さらに、インターンシップに参加する大学生の受け入れと指導も行っています。

SAA E-Newsletter 2022年11月発行 農業技術普及を支えるキャパシティ・ビルディング号より転載