SG2000は私に人生を与えてくれた。
ウガンダ共和国ブギリ県ナンコマ地区マトブ村に住む、ムワンジェは、今、トウモロコシの脱穀機と密封式の穀物貯蔵タンクを所有しています。貯蓄スキームのおかげで、彼は機械を使い始めた当初から周辺農家にトウモロコシの脱穀処理サービスを提供し始めました。それによりある程度のお金を得られ、彼の生活水準は改善し、子供たちは私立の学校で学べるようになりました。
彼は「すべてはSG2000から得られたサポートや知識のおかげです。私の人生でSG2000に出会ったからこそ、私は様々なことを成し遂げることができました。私の家族はかつて、毎日1食しか口にすることができませんでしたが、今では3食きちんと食べられます。これは手押し耕運機を、開墾する道具として、また動力として、使ったことによります。私は今トウモロコシ脱穀機を使っています。ビジネスを通じて自分の家を建て、現在10トンのトウモロコシを保管する貯蔵庫を作りました。さらに12部屋、増築しました。
ワイビ・マンデも、SG2000と初期から関わっていた農家の一人です。彼もSG2000から、改良農業技術や付加価値創出に関する知識を得ました。1998年からSG2000の支援を受け、得られた技術を実践し続け、農作物に付加価値をつける機械を購入しました。彼曰く、「私はもともと穀物の仲買人をしていましたが、うまくいっていませんでした。そんな時、SG2000による研修を受けた普及員の一人に出会い、相談しました。すると、彼は私に、もしトウモロコシを育てるなら、肥料と殺虫剤をきちんと使用することだとアドバイスしてくれたのです。それを実践したら、収量が増えました。1エーカーから始めたのですが、かなりいい収量を得ることができました。今では7エーカーから11トンものトウモロコシが穫れるよ。でも、いくらトウモロコシを沢山収穫しても、何の付加価値もつけずに売れば、お金を失うということを理解したのです。だからトウモロコシ処理機を買ったんだ。今では脱穀したトウモロコシや製粉したトウモロコシを売れるようになりました。」
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